コートのボタンが取れかかっていたので、ボタン付けを始めたカミさん。
しかしカミさんは、そういったことが大の苦手だ。
顔を痙攣させながらイライラしている。
ボタン付けをしながら、
「気持ち悪くなってきちゃった」
と嘆いている。
「これなら、マラソンの方がよほど楽」
とため息をはくカミさん。
ようよく終わったかと思うと、
「苦行だった・・・」
と泣きそうな表情をしていた。
マラソンは、そんなよわっちい精神を鍛えるためにしているのではなかったか?
でも、誰にでも嫌いなことや苦手なことはあるよなぁ・・・。
かく言うぼくは、走ることが嫌いだしな。